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英語の語彙が足りない?その対策は?
目次
使える英単語を増やすために
「この言葉、英語でなんて言うのかわからない!」というご経験がある方も多いと思います。伝えたいことが伝わらない、本当に残念ですし、いらいらしますよね。
では実際どのくらいの単語を覚えればよいのでしょうか?
生活で最低限理解できる英語の語彙数は、大体1,500から2,000語程度です。これらの単語を理解できるだけで、英語圏での旅行や短期留学などにおいて、基本的な会話や日常生活に必要な情報を受け取ることが可能になります。日本の中学英語では、約1,000語程度の基本的な語彙が教えられています。ほかにカタカナ英語など日常見かける英語表現や単語もかなりあるので、かなりの語彙数をすでに習得してきているといえますね。
ただし、仕事や研究などより高度な英語力が必要とされる場合には、それ以上の語彙数や文法知識が必要となってきます。
語彙を増やすための方法をいくつか見ていきましょう!
スマートフォンの語彙アプリを利用する
スマートフォンには語彙を学ぶためのアプリがたくさんあります。Duolingo、Quizlet、Memriseなどの無料アプリを使って、遊び感覚で語彙を学ぶことができます。TOEICの点数別のプログラムなど目的に応じた選択ができるアプリもあるので、活用なさってください。短時間でできるものが多いので、隙間時間を有効に使うことができます。また移動中の電車内や喫茶店などイヤフォンを使えば場所も選びません。お気に入りのアプリを見つけて、隙間時間に楽しく語彙力を養いましょう。
外国語の映画やテレビ番組を見る
英語が母語でない人でも視覚的に内容を理解しやすいため、映画やテレビ番組を英語で見ることは、リスニング力と語彙力を向上させる効果的な方法です。
特に趣味でも好きなキャラクター、タレントなど、自分の興味や関心ががある内容だと、自然にモティベーションが上がりますし、繰り返し見ることも苦になりません。
ミステリーが好きで見ていたら、「容疑者」「時効」「逮捕」などという、普段使わない難しい単語も自然にわかるようになった、という経験談もあります。SF,、医療ドラマ、料理番組、ファッション、もちろんアクションやコメディでも、いろいろな分野の言葉や表現が楽しく身に付く有効な方法です。
単語帳を作成する
新しい単語や表現を見つけたら、単語帳を作成し、意味や例文を書き込むことで覚えやすくなります。自分が書いたものの方が記憶に残りやすくなるため、手書きで作成することをおすすめします。非常にオーソドックスなやり方ですが、単語のまとめ方など工夫すると、話したいことも整理できる大変有効な方法です。
例えば仕事で使う単語や表現を分野別にまとめておくと、その分野でのミーティングやプレゼンで即活用でき、便利です。会議の直前に読み返して音読しておくと、現場での理解はもちろん、発信もスムーズになります。
フレックスボールペンなどを利用し、新しい単語とすでに覚えた単語を色分けし、覚えたら色を変える、などの工夫もわかりやすくてよいかもしれません。だんだん知っている単語が増えていくのがはっきり目に見えるので、モティベーションアップにもつながりますね。
語彙を増やすために大切なことは?
いくつか方法をを上げましたが、語彙を増やすために一番大事なことは、新しく出会った言葉を実際に使ってみることです。
例えば
・ネイティブの同僚や友人に話をするときに使ってみる
・「昨日英語の雑誌を見ていたらこんな言葉があってね、これってどんな時に使うの?」などと、英語の得意な友人にきいてみる
・その単語が載っている記事や文章を読んでみる
・ただ言葉だけを何回か発音してみる
ポイントは、その単語が実際に会話の中のどんな場面で使われているかイメージすることです。
言葉は見るだけではなく口に出して音にしてみることで、覚えやすくなりますが、さらにそれを使う場面までイメージすると、ぐっと定着しやすくなります。
語彙を増やすために、英語の言葉の仕組みを知ることも役に立つのですが、そのことについては次回!